ハンプティのブログ

ハンプティ・ダンプティのように、いつもずっこけぶりを発揮しています。

ダンプテイ親父の牡蠣談義

ハンプテイ:タスマニアホバートで、食べた新鮮な生牡蠣、口の中でトロケルように美味しかったわね!

ダンプテイ:ここでの牡蠣の養殖技術は三重に居た人が伝来したものと聞いていますからね

ところで、牡蠣に関して、こんな質問があるけど、答えられるかな?

タンプティと掛けて「明石が浦の牡蠣」と、問えば、その心は?

ハンプテイ:その心は、外見は、「がさがさ」の武骨で、中身は、「ぐにゃぐにゃ」の柔でしょ!

牡蠣殻や 外はがさがさ 良き伴侶

ダンプテイ:「外見より中身は、良い」との褒め言葉と受け止めていいのでしょうか、

私みたいに、荒々しい環境でも、それに耐えぬいて、中身の濃い、味ワイ深い人間だということですね!

チイ:そんな自慢めいたこと、自分で言ったらおしまいですわ

ダンプテイ:いえいえ、これは牡蠣への賛歌

牡蠣の効用を宣伝したのは、細川忠興でしてね、こんな逸話が残されていますね

徳川将軍が多くの家臣の前で、「立派な人間とは、どんな者じゃ」と質問した時に、細川忠興が、「立派な人間とは、明石が浦の牡蠣のようなものでは」と、答えたそうです。

その心は、潮の流れが激しい、このような激しい中に身を置いて、流れが運ぶ様々な養分を吸って成長している。

ハンプテイ:、周りの者に、とって火の出るような恥ずかしい行動をなさる脳無し人間なのに、中身は、濃いだって、厭らしいったらありゃしない。

「能を垂らして、下らない下種ばかりで、中身は、鯉の吹き流し」と、噂されているのに、知らぬが仏ね!

江戸っ子は 五月の鯉の 吹き流し

知らぬは 亭主ばかりなり

チイ:風ためて 中身空っぽ 鯉のぼり

と、いうのもぴったりね!

チイ:こんな自慢タラタラの脳無し親父は、チチンプイプイアッチイケーって、明石が浦にでも島流し

ダンプテイ:ほのぼのと 明石が浦の朝露に 縞が暮れ行く 船をしぞおもふ 柿本人麻呂

という、柿本人麻呂の早起きのお呪いでもあるまいに!

チイ:確かに、この和歌は、就寝前に上の句を唱え、目が覚めると下の句をお礼代わりに唱えるという風習があったようで、江戸時代の川柳

目覚ましに 半分残す 柿の本

しかし、これは、ダンプテイのエッチな話で、「ネット上の火事がおきないように」とのお呪い。

チンプイプイ、火止まろ、火止まろ

と,息を吹きかけるのが火消しの呪いよ!

ダンプテイ:その名前は「ひとまろ」だから火を止めるとの呪いになる訳ですね!

ハンプテイ: 牡蠣が今度は、柿となって、柿本人麻呂が「火止まる」と、とめどなく駄洒落を連発されて、それこそ、この父娘は、笑いがこぼれる破れ鍋でございますね!

チイ:私が破れ鍋なら、ダンプテイは、破れ鍋にドジ豚ということかしら!

「どじばっかし」の親父ですから!

ハンプテイ:ダンプテイは、ドジ豚より、外見の悪い牡蠣殻では、ないですか!

ダンプテイ:マー、ドジ豚であろうと牡蠣殻であろうと、外見よりも中身で勝負する男ですからどちらでも構いませんがね!

ハンプテイ:外見はよりも中身で勝負とおっしゃるけど、とても、ダンプテイは、荒波に揉まれた人生とは、思えない飽食三昧の気楽人生じゃなかったのかしら!

殺生が厳しい仏門の世界では、許されないお肉大好きな餓鬼親父の振る舞い!

 

注:水木しげるマンガ

それこそ、「水木しげる」が描く妖怪に食べられてしまったら!

 ダンプテイ:水木妖怪が食するのは、御姫様で、こんな餓鬼親父は、食されませんので、悪しからず。

水木さん、77歳の御歳でオーストラリアを旅されたときの「精霊の楽園」という本では、大好きな牡蠣を食べて、

牡蠣食えば 朝の魔羅立ち 久しぶり

と、水木さん、久しぶりに朝マラが立ったと、俳句を作られていたけど、ダンプテイも明日の朝が楽しみになってきた。

チイ:マー、アサマラ立ですって、チイもアサマラに参加しようかしら!

ダンプテイ:これはビックリ、娘のチイも朝魔羅をなさるとは!

朝魔羅の魔羅は、梵語で僧が修行の妨げになることをいいまして、男のあれを魔羅というようになった。朝の魔羅が勃起してその気になることをアサマラというんですよ

信徒から 恋の悩みを聞かされて 読教進みまくる衣手 

僧は、女禁制だから魔羅立が僧の最大の敵であることから、魔羅を切り落とす習慣もあったとか、

僧侶と医者は、助平といわれるが、医者の場合には、美人患者の胸に手を当てて魔羅立がおきるけど、職業柄我慢しなくてはならない、その欲望を発揮するために、看護婦さんと、その気になるおいうケースが多いらしいが、僧は、女性立ち入り禁止区域であるから、稚児を相手にする男色が流行したわけですよ

一寸、朝魔羅に話が脱線しましたが、牡蠣には亜鉛が多く含まれていて、性液を放射するには、亜鉛が必要だということが科学的に裏付けされているそうですね!

ロン:晴舞台 お立ちありたし 牡蠣食うて 

ハンプテイ:なんですか、晴舞台でのお立ちって?

まさか新婚の初夜は、もうとっくに終わっているはずですが!

それに、いやね、男って、こういう話になると、直ぐに意気投合しちゃって、牡蠣汁を啜ってる。

如月の牡蠣打ち割れば定型を持たざるものの肉柔らかき 道浦母都子

なんて、エッチなこと想像したりして

ロン:男しか、知らない歓喜ですから、女には、無関係のこと

ダンプテイ:精力のつくのは、一に牡蠣、二に蒲焼に、三にオットセイともといいますから

牡蠣の謎 亭主はこれを 夜に知り

ロン:第二は、鯰とか、鰻とか

鰻の精(油)で小田原提灯も立派に火が灯ると言いますし

チイ:ダラダラの昼行燈も夜になったら立派にお役に立つのは、オットセイのとでもおっしゃりたいのかしら、この色旦那に色親父!

ダンプテイ:牡蠣を食べると、元気がでるのは、牡蠣の中にグリコーゲンが多く含まれるからですよ!

このことに気ずいた佐賀の江崎利一さん、

地元で捨てられていた牡蠣汁を何かに利用できないかと、菓子に混ぜて販売したのが始まりだとか

チイ:グリコ1粒で何千里って言うからね!

ハンプテイ:そんなことなら、明日からの食事は、抜きでグリコ一粒にするから!

ダンプテイ:そんなことしたら、お腹が空いてデングリコ!

グリコ一粒では、明日からのトレッキングは、無理ですわ!

ところで、このハンプテイランナーの漫画、佐賀光ファンタジーって書いてあるけど?

 

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:左は、佐賀のバルーンフェスタのライト映像を利用した戯画と右は、佐賀県出身のグリコ社長の江崎利一さん

ダンプテイ:この漫画、実は、佐賀バレンフエスタのグリの宣伝ポスターを借用しちゃった。

実は、創業者江崎利一さん、佐賀出身で、牡蠣のだし汁のグリコーゲンから作った栄養食品の事業を始めて成功し、その後、カレーライスやポッキー、アーモンドチョコ等、商品多角化で成功した男のロマンを感じますね!

チイ:牡蠣のだし汁から出発しての大事業家とは、凄いわね!

他人の蜜とか、褌ではなく他人の排泄物で大儲けなんて、この森に棲息している糞転がしみたいな自然の知恵が活かされている。

ロン:江崎利一さん、一粒食べれば千メートルとか、ゴールインのスポーツマンをトレ-ドマークにして、グリコのおもちゃ付きで、大ヒット商品に仕上げました、人生双六の見本と思しきお方!

ハンプテイ:オーストラリアでも生牡蠣が美味しく頂けるのも日本人が牡蠣の海外展開で、養殖技術を世界展開した御蔭なんですよ、

いまや、牡蠣の養殖で洋食のレベルもワンランク上がったわけ!

牡蠣フライに牡蠣シチュウーー

チイ:牡蠣のおいしさは何と言っても生ガキよ

ホバートやロンセストン等タスマニアで頂いた生牡蠣は、日本と比較しても新鮮で舌にとろけるようね!

チイ:ロンさん、牡蠣に食当たりするからって、手をつけなかったから、ホバートの飛行場でお腹がすいちゃって、ハンバーグを食べていたけど、折角の名物ですから,楽しまなくちゃ!

ハンプテイ:ここでも牡蠣の養殖がおこなわれているけど、これって、日本からきた人がここに牡蠣の養殖技術を伝えたらしいわね!

今では、ブルームと、言われる街で、真珠養殖もおこなわれているそうよ!

ダンプテイ:ところで、先ほどの外見は「がさがさ」の武骨で、中身ぐにゃぐにゃの話だけど、瘋癲の虎さんも、外見は、荒々しいけど、共演者からは、心優しく柔らかいと、なかなかの評判だったそうですよ

風貌の 堂々として 山の梨 蔦悦子

と、いう感じかしら、

でも、美男は、三日で飽きるけど醜い顔は、三日で慣れるという諺があるから、虎さんのドラマを一回見れば、親近感を感じて虎さんフアンになっちゃいますからね!

チイ:それって、同類相憐れむということかしら!

ところで、どうして牡蠣といえば、明石が浦の牡蠣が登場するのかしら、伊勢や讃岐の牡蠣では駄目なのかしら?

ハンプテイ:広島の牡蠣は万葉集のころからも歌にでてくるようですけど、翻訳して紹介すれば、

「ツハリの食物に牡蠣がイイナー、それも他所の牡蠣ではなく、絶対に長門の入り海の浦のが良い、そこの岩にくっついた牡蛎を食ったら、それこそ、玉のような男児が生れること請け合いだわ」

チイ:なるほ、なるほど、これだと、女が丈夫な子供を産むのには、広島の牡蠣が良いということね!

ダンプテイ:でも万葉集歌人と言えば、柿本人麻呂で、明石が浦に島流しになっているから、やっぱり、明石が浦の牡蠣を有名にしたのは、柿本人麻呂じゃないかしら!

ハンプテイ:自慢垂れ垂れ、この親父、島隠しではなく、チチンプイプイアッチイケーって明石が浦に島流しにしたいくらい。

ダンプテイ:こんなところで、野垂れ死になんぞ、止めてくださいよ、まだ死にたくありません。

そういえば、瀬戸大橋の麓にある瀬戸内美術館で旅行に一緒していた4人組とコーヒーを飲んでいたらコースターに柿本人麻呂の碑と印刷されている。

友人が、この碑って、何だろう?

と、訝かっていたから、文学知識をご披露できると鼻高々で、ご披露する羽目となった。

沖津浪 来よる荒磯敷妙の 枕とまきて寝せる君かも 柿本人麻呂

と和歌がありますね!

と、お答えして、それでは、御安奈いたしましょうと、早速、この近くの海岸を散歩して、その碑歌を探したら確かにありましたね!

讃岐狭美島の石の上に死せる人を見て

玉藻なる讃岐のーーー島はーーの和歌の反歌として興津島が詠われていました。

ハンプテイ:玉藻といえば、讃岐の枕詞、高松駅前には玉藻公園があるわね!

何しろ、この辺りの海岸は、清らかで藻も美しいから玉藻といったわけね!

チイ:高松の志度湾も玉乃浦とも呼ばれ、謡曲の海女に登場しますが、昔から、牡蠣の産地だったようですね!

ハンプテイ;そういえば、この志度湾の「房前」というところで、願いが叶って牡蠣をたらふく御馳走に授かりましたわね!

牡蠣すすり からから殻積む 志度の宿

ダンプテイ:ところで、私たち家族4人で、渡辺という牡蠣食べ放題の店に入って、バケツ一杯の焼牡蠣を食べたけど、牡蠣は、やっぱり、生に限るわ!

牡蠣喰えば 鐘がなるなり 志度の寺

ダンプテイ:そういえば、漫画家の水木先生の俳句もありますね!

牡蠣食えば 朝のマラ立ち 久しぶり

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注:水木茂さんの漫画

ハンプテイ:また、マラ立の俳句が出てきちゃった。余程、お気に入りなんでしょう

もう、そんな元気はとっくりオサラバした御歳して、恥ずかしい

牡蠣すすり 鼻汁垂らす 齢かな

チイ:でも、でもよ、朝マラって、良いわね、私も朝マラソンに参加しようかしら?

ロン::何に!

チイ姫も朝マラするって!

食べた牡蠣を吹き出したよ、この噴飯者!

ダンプテイ:牡蠣が精力に良いのは、生ガキに限るらしい、あのヌルヌルした舌触りが堪らない。

如月の 牡蠣打ち割れば定型を 持たざるものの肉やわらかき 道浦母都子

ダンプテイ:持たざる者とは、男の俺のことですが、だったら女がもっている、あの不定形の物

そんな、不定形の物に刺激されて小話を

米寿を迎えた老社長がどうも最近、あちらのほうの精力がなくてと、漢方医者の相談に、「生牡蠣がいいらしいですよ」と教授されて、さっそく生牡蠣を10個召し上がる。

数日後:医者が精力のほうはと問われて、

10個食べたけど、六個しか効果がなかったよ

ハンプテイ:その年齢で6回もなんて、こんな色親父は御免こうむりたいわ!

ダンプテイ:そんなに怒らないで、怒らないで!

朝マラを 乙女もすると 福笑い

すから!

人生劇場の作者尾崎紅葉先生も

秋風や わが朝マラの たよりなさ

と文豪が句にすれば、卑猥な朝マラも立派な文芸になるから不思議ですね!

ダンプテイ:そうかと思ふと辞世の句に朝マラが登場する

青芒 虹のごと崩れし 朝の魔羅 角川源義

角川文庫の創業者の俳句ですが、死ぬときに、自分の人生は、虹のように朝魔羅が崩れたようだとは、どんな立派な物だったでしょうか。拝見させてもらいたかった ですね?

チイ:マー、そんな男趣味がおありとは、

驚き、物の怪、山椒の木

角川文庫を作り上げ、朝マラのよう逞しい生きた人生の謳歌ですわね

そのように逞しい我が人生も今では、青芒であるという心境じゃないかしら!

それにしても、猥談な俳句ばっかり集めてきて、ダンプテイの豚顔に鍋蓋を投げつけてやりたわ!

ダンプテイ:そんなことしたら、この美男児の我れ豚になってしまう!

ハンプテイ:割れ蓋の間違いでしょうに!

ダンプテイ:僕が破れ鍋なら、女共は、閉じ豚ということかな!

破れ鍋に閉じ豚とは、良いコンビではありませんか

ハンプテイ:ところで、牡蠣の外見は武骨だけど、中身は立派と言いたいといみたいだけど、とても、ダンプテイは、荒波に揉まれた人生とは、思えない飽食三昧の気楽な人生じゃなかったのかしら!

殺生が厳しい仏門の世界では、許されないお肉大好きな餓鬼親父の悪ふざけ!

水木しげる」の描く妖怪に食べられてしまったら!

 餓鬼食えば 鐘が鳴るなり ガキクケコ

それこそ、タスマニアには、仏教寺がないからこんな餓鬼親父を食べれば、キリスト教会の鐘もガキクケコに、なっちゃいますよ!

ダンプテイ:水木妖怪が食するのは、御姫様で、こんな餓鬼親父は食されませんので、悪しからず。

ところで、水木先生の大好きな牡蠣鍋に肖って食べ物イロハ歌をご披露いたします。

ブリさし イカさし さしすせそ 

タラちり フグちり ちりぬるお 

あれすき これすき すきにしろ

いそがき なまがき たべすぎて

あさだち まらだち たちすぎて

チイ:「過ぎたるは、及ばざるが如し」と、いいますけど、ビックマラの道鏡さんもお相手がいなくて苦労されたようですね!

ダンプテイ:その気持ちよく分かります。

チイ:嫌だ,直ぐに頭に乗って,チンコロ芋の癖して

このチンコロマラ親父の厭らしさ、ここで、解散と逃げていきたいですわ! 

竹馬や 、イロハニホへト ちりじりに 久保田万太郎

ダンプテイ:チイ殿、しっかり私の竹節に掴まってくださいね、振り落とされぬよう、しかも、品良く、品良くですよ!

竹に雀は 品よくとまれ とめてとまれぬ 色の道

チイ:マー、余計なお世話ですわ!

品よく、賓欲なんて、ダンプテイ親父は、品の無い牡蠣鍋の破れ鍋でございませんか

それこそ、下衆なエロ汁がしたたる破れ鍋でございます。

ダンプテイ:勿論のこと、私めが、破れ鍋の我鍋それにピッタリと抑え込みをされているのは、閉じ蓋のドジ豚のママ

ハンプテイ:閉蓋をどじ豚なんて、ふざけるのはよしこさん! 

でも閉じ蓋があればこそ、ダンプテイの中身が噴出さないわけよ!破れ鍋に閉じ蓋と牡蠣鍋の餓鬼二人で、仲良くやって頂戴よ!

ダンプテイ:今日は、珍しく、良いこと言ってくれて嬉しいね!

この親父、牡蠣鍋は、ダンプテイに身の毒ですから河豚鍋か鮟鱇鍋にしてあげるから御覚悟を!

ダンプテイ:鮟鱇とは、何たる美味な男にして頂きました。

鮟鱇も わが身の業も 煮つるかな

チイ:この句は、顔は厳めしいけど、その味は、なんとも言えないと、自画自賛されていますが、

女癖が悪く、恋焦した愛人に死なれ、妻からも愛想をつかされて、独り者となって、寂しい余生を過ごした万太郎の姿

あじきなき 昼あじきなく 目刺焼く 万太郎

ダンプテイ:万太郎のことをよくご存じで、それでは、僕からは

焦がされて これぞまことの目刺なる 林翔

ハンプテイ:味気ない目刺のような林翔さんの回顧録の俳句は、悲しいわね!

ダンプテイ:ところで、随分と牡蠣鍋をつつきあいながらの牡蠣談義、そろそろ世も更けてまいりました

牡蠣すすり そろりと胸の灯るころ 稲見光

それでは明日のマラたちを期待して、お休みと、いたしましょう。

牡蠣食えば 明日のまら立ち お楽しみ