ハンプティのブログ

ハンプティ・ダンプティのように、いつもずっこけぶりを発揮しています。

ダンプテイ親父の吾輩は猫である

文学に感心がある人なら、猫といえば、夏目漱石吾輩は猫である

なにしろ、憂鬱な世の中にあって、ユーモアに富んだ物語に飢えた人々が、「これは面白い」と、飛びついたわけですから!

それに、森鴎外のような堅苦しい漢文的な表現や一葉のような文学調と違って、猫を主人公として苦舎見先生の生活ぶりが民衆言葉でユーモラスに描かれている。

吾輩は猫である、名前は、まだない」から始まって、読者をどんどん漱石の猫の世界に引き込んでいく面白さ!

本日の談話は、吾輩は猫であるの「漱石に因んだ猫と、その親類である虎

すると、娘のチイも話始めた

夏目漱石自身も幼い頃に養子に出されたり、また、親の都合で戻されたりした境遇があったから、奥さんの鏡子さんが拾ってきた猫を愛おしく思ったのかもしれませんね!

ダンプテイ:そうですね、漱石は、留学生活での役人への業務報告とやら、いろいろな決まりごとや人とのお付き合い、妻鏡子とのお相手等など漱石にとっては雑用に振り回されて、なおサラブレッドとして国からも期待されていて、ローマに留学したものの成果も出ずに帰国して、すっかり精神的に落ちこんでいた中で、舞い込んできた猫のノンビリ態度に癒されたと、思われますね!

我がまま気ままな猫だからこそ、気ままに生きようとする漱石は猫を愛せるようになったわけです。

ところで、ダンプテイと同郷の岐阜出身である画家の熊谷守一は、気ままに生きた画家であるから、主人に忠実な犬より気ままな猫を愛せましたと、語っていましたね!

ダンプテイ:猫は実に怠け上手で、いつも、寝ているか、遊んでいるか、食べているかで、それでいて、妻の鏡子に愛されている存在は、漱石にとって、何とも羨ましかったに違いない。

私は猫になりたい、自由気ままで、妻鏡子に抱きしめられ、愛される猫に!

なんて、漱石は思っていたのでしょうか!

ハンプテイ:漱石も、鏡子さんが猫の髭を撫で撫でして愛されているのを眺めて、自分も猫のようにと髭を生やす気分になったとか、

ダンプテイ:漱石は、何故、髭をはやしたかの論文が書けそうですね!

何れにしろ、この猫と出会った漱石は、猫の自分本位の習性を見習って、精神的な落ち着きを得ていったそうですよ!

チイ:私が知っている夏目漱石と猫に関しての逸話を紹介するわ!

漱石は、神経衰弱に悩まされて、鏡子夫人も不幸続きでした。その頃、黒猫が家に出入りするようになったが、黒猫は、福をもたらすという、話を聞いて、その猫を家で飼うようになった。

漱石は、拾ってきた猫を題材とした「吾輩は猫である」を発表するや否やこれが大評判となり、一躍大小説家として世に出ることとなり、猫は、漱石一家にとっての福の神としての地位が益々高まっていったわけ!

漱石の奥さんが飼うことにした黒猫は、漱石の健康だけでなく夫婦の仲、そして漱石を大小説に育てた家ラッキーカムカムの幸運な神様みたいな存在だったわけですよ!

ハンプテイ:文科省の研究生で留学したロンドン生活でのストレスから解放されての猫生活で、漱石の心も癒され、結構毛だらけ猫灰だらけ 馬に念仏 猫小判と、世事に惑わされることなく、小説作りに専念して幸運を得た、という訳かしら!

ダンプテイ:ところで、吾輩は猫である小説名を命名したのは、虚子であると、言われていますね!

この猫が死んだときに、虚子に東洋城からの電報、「センセイノネコガシニタルヨサムカナ」に対して、虚子は、「わがはいのカイミョウモナキススキカナ」と電報を打っている。

ハンプテイ:そうなんですよ!

この幸運をもたらした漱石の猫も苦紗弥先生の飲み残したビールを飲み酔っぱらって,水がめに落ちで死んだことになっています。

亡くなって、高浜虚子等に松根東洋城は、

先生の猫が死にたる余寒かな 

と、俳句電報して、これに対して、高浜虚子

吾輩の戒名もなき薄かな

と返信していますね!

ダンプテイ::漱石先生の愛猫が亡くなって、湯ユタンポだけが残っている寂しさ!

ただひとつ 湯たんぽ残りぬ 部屋の隅 漱石 

チイ:まさか、漱石先生、そうだ、今晩からは猫の代わりの湯たんぽ抱いて癒されようなんて考えなかったでしょうね!

ダンプテイ:そんな、馬鹿な話あるわけない。

湯たんぽ タンポン オタンポン

そういえば、漱石には、タンポ(担保)の逸話がありますね!

吾輩の猫が有名になったことから、疎遠になっていた、昔の育ての親が事業に失敗したとかで、借金の担保に保証人になってくれとか、言ってくる。

チイ: 担保の程、怖いものはないわね、それで、結局、それを拒絶して、気まずい思いをすることになるのよね!

育ての親は俺が育ててやったから今の

「お前がいるんだ」みたいな善人気取りをして担保を迫るんだから!

ダンプテイ:それに匹敵する迷惑は、善意の人気取りの贈り物ね!

独り者で寂しいだろうからと、猫をプレゼントされたりする。

チイ:そうよ、猫嫌いに猫を贈り物なんて、嫌になっちゃいますね。

ハンプテイ:猫と、いっても色々ですからね!

舌出しお人よし猫、野良出身の能たりん猫、デレデレと誰にもデレツク甘え猫、虐めたことを何時までも根に持つ恨み猫、声をかけてもあっち向きのお愛想なしの猫、癇癪を起して尻を売り上げる怒り猫、人の物を欲しがるジャレ猫

猫の根性と、いうけど、人間との相性も考えないで、猫をお土産に「押し付けられたら堪らないわね!

ダンプテイ:平の清盛の母のように、お土産にされるより良いと、思うけど。

チイ;なんですか、人をお土産にするとは?

ダンプテイ:白河上皇のはなし、平忠盛が忠義を尽くしてくれたお礼にと、白河上皇の妾であった祇園女御を忠盛にお土産としてつかわしたそうで、

間もなく、祇園女御からうまれたのが、清盛のようこうなると、清盛がどちらの父から生まれた子なのか不確かと、なる。

そこで川柳 

忠盛は おみやを添えて 拝領し

チイ:当時は、妾も妻も、お土産みたいに者扱いにされていたとは、これまた仰天!

ところで、漱石みたいに神経症の人には、静かな癒しの猫の御土産は、最高だったけど、ダンプテイみたいに、「俺が、俺が」の男には、猫は絶対に相性が悪くて、猫は、三日で逃げていく。

それに、生き物をプレゼントしたら、粗末にして死んだりしたら、それこそ、私の愛情を無にしたなんて、送り主から一生恨まれて、それこそ、アウシュビッツの監獄行である。

ヒットラー 右手を挙げて 招き猫

ハンプテイ:そんな贈り物は、それこそ、捨て猫だと言って、交番に届けちゃったら!

ダンプテイ:猫の小判ならともかく、猫の交番では困りものじゃないの?

ハンプテイ:それこそ、猫に交番(小判)、豚に真珠に、ダンプテイに美女

どこかの交番では、猫に番をさせて、大人気だそうですよ!

まさか、交番の留守番猫が交番預かり物を猫ババすることは,ないでしょうね!

チイ:落とし物が鰹節だったら兎も角も、そんな猫は、猫ふんじゃった

交番から動物愛護センター行ね

ダンプテイ:交番が駄目なら、猫の駅長が良いじゃないですか?

タマ駅長の猫は大人気で、猫見学者が大勢して電車に乗ってくるから駅も売り上げ大幅アップだとか

猫が死亡して、3千人にもの人が猫葬儀に参加したなんて、飢えで食事もとれない難民が世界で溢れているのに、なんと平和ボケでしょう。

ハンプテイ:平和ボケもいるけど温泉ボケもいらっしゃるわ!

先日も近くの温泉に行ったら、こんな猫婆に60歳以下の年齢証明書がないからと温泉の割引をしてもらえなかったけど、この顔を見れば、どう見たって60歳を大幅オーバーしてるの、分かるのに!

言葉にしなくても 顔から見えてしまう

言えないドロドロ

言えないウロウロ

言えないネチネチ

言葉にしなくても 顔から見えてしまう

隠しても 隠しても 見えてしまう

ダンプテイ:いやいや、まだまだお美しいペルシャで、猫50代に見えますよ!

その白い髪の艶やかな光具合、そこに居るだけで美しい、威厳に満ち、猛々しく、それでいて優美である。

トロントで、初めて見たストリップ嬢みたいに!

ハンプテイ:なんですか、ハンプテイをストリッパーに、してしまうとは!

ところで、自分は動物愛護者だといわんばかりに、野良猫や鳩に餌槍をする人が居て,困まりもんですね!

シドニーでは、ホテルの入り口で、物もらいがいて、鳩に何時も餌やりをしてるから!

「俺が鳩に施しをしてるんだから、俺が施しを受けるのは当然だ」と、ばかりに鳩に食事を恵んで上げてるのでしょうけど、善意の押し付けにも思えちゃう。

加藤一二三棋士もクリスチャン、近所の野良猫に餌やりで、裁判を起こされたとか!

チイ:押し付けの贈り物も問題だけど、物乞いの方に、支援するのが良いかどうかも難しい問題があるわね!

ダンプテイ:安易に支援が得られれば、社会復帰する意欲がなくなってしまう問題があるからね!

ここでは、若者の物乞いに皆さん、結構、御金を提供しているから、それに甘えて、物乞いで安楽に生活していけるのよ!

それに、物乞いの人は、全然自分を惨めと思っていなくて、道いく人と笑って会話している。

ハンプテイ:物乞いも若者のストリートミュージシャンの身入りの違いも日本とメルボルンでは、大きな差があるようで、平気で、賽銭箱のようなものを前にして楽器を弾いたり、唄を歌ったりしている人が大勢いますね!

ローマで出会ったことだけど、空中浮遊の姿勢で座禅を組んでいるお坊さんの姿のパフオーマンス、面白いから写真を撮影したら、横から飛び出して来て、お金をせびられちゃったけど、これだって、格好いい物乞い

ダンプテイ:まさにローマの浅原尊士の空中浮技ですね!

同様なものに、街中で、全く不動のパフオーマンスをして、写真を撮影したら横側から人が出てきて、お金をせびるようなパフーマンスも多いでよね!

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「無断で写真を撮影した人権侵害だ」とばかりに権利を主張するような!

チイ:でも写真を取りたくなるような芸を見せてくれたんですから、大抵の人は、快くチップを差し上げますよね!

なにしろ、サービスには,チップを払う文化がここには,あるわけですから

悪い言い方だけど、日本の物乞いは、何もサービスをするような心掛けもないし、不衛生に思えちゃうから近寄れないし、下手すると病原菌が増やされてしまう。

ハンプテイ:マー、野良猫みたいに不衛生と近寄れないなんて、物もらいには住みにくいのが日本なのかしら!

ダンプテイ:野良猫が子供を産んで、一杯増えてくると病原菌をあちこちに撒き散らすことになるから、多くの人にとっては、迷惑だけど、愛猫家にとっては、動物愛護からの憐みの気持ち、どっちが良いかは、断言できない難しいのが、野良猫や鳩の餌やり問題ですね!

ダンプテイ:直木賞作家の坂東真佐子さんが、飼い猫が生んだ子供を棄てたというエッセイを書いて騒がれたけど、犬猫の殺処分も日本では、年間数十万匹といわれ、生物愛護の問題やペット愛好家のモラルの問題も指摘されていますね!

チイ:野良猫に餌やりをする人と猫が互いに、猫の爪で、しっかり繋ぎ留められている錨ようで、それでいて、猫の糞には目もくれないなんて、嫌な関係ですね、そんなに餌やりをして猫が可愛いいのであれな、自分の家に引き取ればいいのに!

ダンプテイ:猫を引き取って可愛がった娘には、大変な目にあいました。

錦糸町にもっていたマンションに高校卒業して間もない、女の子が二人、意気投合して親の柵を離れて生活をしたいと、賃借りを申し出てきた。

それに同情して部屋を貸すことにしたが、

なんと、錦糸町公園の捨て猫を3匹も拾ってきて、小さな部屋の間借りで猫も同居、2年後に退去されたが、その部屋の匂いが堪らない猫糞の匂い、それに、あちこちの壁や柱は、猫の引っ掻き傷だらけ!

犬猫禁止であるのに、大変な被害で怒り心頭!

ハンプテイ:未成年の娘だから、こんな猫娘に部屋を貸したのが悪いのよ

猫飼うは 団地御法度 漱石忌 真砂女

ところで、怒りといえば、猫の錨ですわね、

猫は虎と同根で、爪が最大の武器ですから、その爪で柱を引っ掻けば、傷がつくのも当然ですね!

ちょっとした「タマに傷」ではなくて杉の柱の皮が禿げてまるでダンプテイの髪の毛状態でボサボサ

チイ:それは、それは、堪ったものではございませんね!

ところで、錨は、獣の猫の爪を金属で作ったものだから元は、苗のように地面に植え付ける意味で猫と錨は、同根ですよ!

ダンプテイ:猫の恋と、男を連れ込むならまだしも、本当の猫に恋した乙女、錨のように、猫とのしがらみの恋で何匹も狭い部屋で同居されるとはダンプテイの心が痛みます。

ハンプテイ:そんな些細なことで腹を立てるなんて、人徳のない親父!

ダンプテイ:僕なんか女性は、ついてこないけど、猫は、いちゃついてくる。

これって、人徳なのかねー

人徳か なあ捨て猫が ついてくる 高瀬霜石

ハンプテイ:人徳のない男は、猫ちゃんと、呼んでも逃げていく

人徳のある男は、何も呼ばなくても猫、はちゃれてくる。

女だって、同じですよ!

オベッチャラを女に使わなくても人徳が備わっていれば、男は黙ってサッポロビールと、どんと構えていればいいんですよ!

チイ:嘘よ、猫に人徳なんか、分かるはずがない。

餌やりを狙っているから、マー素敵な人なんて、じゃれてくるだけよ!

女も猫と同然、お金をもっているかどうかで、地数いてくるかどうか決まるんですよ!

顧客として男を留めておくために猫も女も自分の爪を磨いておくわけですね!

ダンプテイ:苗を土壌にしっかり植え付けることが大切だから草冠に田んぼ、この固定を獣にしたのが猫で、金属で作ったものが錨となり、共に「びょう」と、読む!

船で宿泊することを錨泊というし、絵を描くことを描写というのも 手で固定化すること。

画鋲は、本来であれば、画錨のほうが意味が分かるから画鋲を画錨と漢字を訂正してほしい。

ハンプテイ:そんなこと、ここでグダグダ文句をならべないで、文科省に申請してほしいわ!

ダンプテイ:ところで、人徳で徳川斉彬の漢詩を思い出しました。

豹死して皮を残す あに 偶然ならんや

湊川の遺跡 水天に連なる

人生限りあり 名は尽きることなし

楠氏の精忠萬古に伝う

ハンプテイ:そう言えば、瘋癲の虎さんがサアサアー皆さん、この虎次郎、

虎は死しても残す、人は、死しては名を残す

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と虎さんも言ってました。

 

「このお宝の虎の絵、虎次郎の家宝でございますが、柴又の縁日とクリャー、お江戸で1000円もしますが、500円と大まけ致しましょう。買った、買った」なんて啖呵を切っていましたね!

注:仕事仲間と虎さんの銅像の前で、今は、倍賞千恵子の像もあるとか

ハンプテイ:虎は死して皮を残すと言いますが、この虎次郎の家宝は虎の絵ですか?

ところで、猫といえば、恋猫とか、春の猫とかが季語としてよく俳句に使われるけど、いよいよ、猫の恋の春の季節ですね!

恋猫や 足どりゆらら 春テラス

この句は、恋猫の春と春テラスの春が季重ねとなっているけど、やっぱりここは、春テラスでないと雰囲気が出ないわ!

チイ:月澄まば なお静かなり 秋の海 上杉謙信

月といえば、秋であることは明らか

句の道で大家である謙信さんも季重ねの間違いを犯すことがあるんですね!

ダンプテイ:形式的に季重ねだからと、俳句を拒否するのは、よくないですね、この上杉の始句は、戦いの前の静けさの情感が素晴らしいじゃないですか

眼が覚めて 猫の欠伸や 月の影

季重ねで駄目なのは、欠伸は、春だから月の秋と異なる季節の季重ねで駄作なんですよ!

それになんですか、夜の活動のために昼寝はタップリ、「サアー目覚めたぞ、夜のお勤め始まるぞ」なんて、厭らしい恋猫、こんな猫あっちいけ!

一寸、話が脱線しましたが、狼と同様に狐が人間を助けたという話はよく聞きますが、江戸時代になると猫が、福を呼ぶ動物の主役の座に踊り出ますね。

彦根の殿様井伊直助が道に迷って助けられたのは、猫であったことから、商売神様としては招き猫が登場しますね!

「井伊直助」は、彦根藩主直亮の14男でわずか300俵の部屋住み男がいきなり300石の藩主と大老になった大出世男だし!

ハンプテイ:43歳までは、下隅生活でこんな和歌を作っていますね!

世の中をよそに見つつも埋もれ木の

埋もれてもおらぬ心なき身は

と、その間、学問や武芸に励んで花が咲いたのです。

チイ:そう言えば、井伊直助は、NFKドラマの井伊直虎と女城主であるお虎様の御蔭で、虎松が徳川家康に引き立てられて出世したわけですから、井伊直助にとって虎は大恩人!

それでは、彦根の殿様と猫の逸話と詩をご披露いたしますわ!

題:井伊直助、豪徳寺彦根の猫キャラ

狼や狐が人間を助けたという話から狼や狐を護り神とされてきたが、猫が福の神として登場したのは、彦根の殿様井伊直助が大雨に降られ、道に迷ったときに、猫が豪徳寺に招き入れて、助けられたこと、直助が彦根藩主直亮の14男の身で、運よく藩主と大老に大出世したため、猫は、福を招く神として江戸中に広がりました。

題 猫の殿様

彦根の殿様道迷い 

猫が助けて手招ねした

猫殿進めた開国が 

桜田門の変となり

コロット猫殿殺されて

猫死んじゃったと歌われる

猫の恨みは恐ろしい 

化けた結末討幕よ

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井伊直助は、桜田門で殺されちゃったけど「猫死んじゃった」と水戸藩の人に歌われたとか?

チイ:嘘ばっかし、

「その猫が化けて出て、幕府が滅ぼされた」とでもいうのかしら!

猫に化けて出るような可笑しな話にしないで!

井伊家の猫は、良い毛ではなかったのか、直虎の時代から、井伊直弼と登り調子が、安政の大獄で討幕派に睨まれてどん底と、井伊家の出世は見上げたものですが、一寸図に乗り過ぎましたかしら猫踏んじゃった二なっちゃった!

ダンプテイ:それでも、今では彦根はネコヤンのキャラクターで大人気、猫様々ですよ!

それでは、もう一度、瘋癲の虎さんの口上で井伊家をアレンジすれば

見上げたもんだよ かかあのふんどし

見下げて脱がせる 親父のパンツ

上がっちゃいけない 女郎の相場

下がっちゃ困るよ 親父のちんこ

女には乗ってみよ 男には添うてみろ

物のたとえもあるだろう

チイ:マー厭らしい、親父がパンツを脱ぐ姿

ダンプテイ:上から、下からと厭らしいついでに

上のザクロは、何見て割れる  

下の松茸見て割れる

下の松茸何見て伸びる  

上のザクロを見て伸びる

チイ:石榴と松茸の取り合わせとは、これ森石松

ハンプテイ:石松とくれば、寿司食いねー、、寿司食いねと商い上手

ところで、江戸時代から商売人は、店頭に招き猫の焼き物と狸を置くのが習わしとなって、化かし化かして金とっての商魂逞しくなっていきましたが、ダンプティも商売の家柄、商売人の血を継いでいる。

ダンプテイ:いえいえ、我が家では、「良い品質のものをお安くと、お客様は、神様です」の商売をしていましたから、自然と福が問いこんでまいりました。

ところで、猫が福を呼ぶというのは夏目漱石吾輩は猫であるの影響も大きいようで、

今では、神社も狸や狐に変わって、招き猫が縁起グッズの主役となっているようですね!

現代俳句にも

稲妻や 逃げも隠れも 招き猫 姉崎蕗子

と、いうように、猫は、生活の中でも愛される仲間となっていますね!

チイ:どこの店にいっても招き猫のオンパレードで、客引き猫が大活躍

左手をあげるのは、人を招く

右手を招くのは、金を招くらしいですね!

ハンプテイ:中には両手を挙げている猫もいますが、これは、よくばり猫で、そのうち倒産の万歳猫になるのよね!

チイ:欲の三毛猫股裂けるという諺があったかしら?

ダンプテイ:[欲の熊鷹 股裂ける]ですよ!

「欲張りの熊鷹が両手に把持した獣を手放さなかったために、股が避けた」と、飛んでもない欲深い鷹ですよ!

二股をかけて獲得した彼氏をいつまでも手放さ意で頑張って、両方の彼氏から愛想をつかされた二股狙いの女みたいなもんですよ!

愛欲、食欲、権利欲、名誉欲にあふれている

ハンプテイ:欲張り猫婆が客を逃がさぬものかと爪でしっかりと掴んで離さない錨のような姿!

チイ:は、海の怒りにも耐える必要があり、極めて大切な守り神、金毘羅様やメルボルンの軍港「ウィリアムタウンズ」に、大きな錨が奉ってあったけど、海の神様への舟の安全を祈願しての錨の奉納なわけですね!

チイ:そう言えば軍港や漁業関連の街や神社には、錨を展示してあるところが多い。

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注:左は、猫鞭刑、リッチモンド流刑施設の猫鞭、四国の金毘羅宮の錨

ダンプテイ:錨の他にも船の関連では、猫の用語が多いのは、何故だか知ってる?

チイ:航海では、貴重な穀物を食い荒らす鼠が大敵だったから、猫を飼うのが一般的で、猫は船乗りにとっては、馴染みな動物だったからですよ!

チイ:どんな猫用語があるのかしら?

ダンプテイ:錨を固定するところをキャットヘッド、船内の狭い通路をキャットウエイ、そこを歩いている姿をキャットウオーク、あるいはキャットポー、小帆舟をキャットボート、海賊船内での奴隷を懲らしめる刑がキャットテイル(猫鞭)等、船関係の猫の付くものは、一杯ありますよ!

ハンプテイ:海に関連する言葉に、猫が多いのは、昔、海賊船の中の猫退治として船の中で猫を住まわせていたからだそうね!

因みに、Cat and Mouseは、船の中で掟を破った者をなぶり殺しにすることをいう。

ダンプテイ:そういえば、船の中で悪いことをした者には、猫鞭なるものでむち打ちの刑を与えるのが決まりがあって、Cat nine tailsと9本の鞭紐がついているらしい。

チイ:何故9本なのかしら?

ダンプテイ:猫は中々死なない動物だから、黒猫は魔女の手先といわれていたことから、魔女のお仕置きということで、9本の紐がついているらしい。

チイ:漱石吾輩は猫であるの黒猫は、幸福を持ってくる猫とされていたけど?

「所変われば猫変わる」ですね!

チイ:そう言えば、リッチモンド刑務所に猫鞭の展示があったけど、この鞭、細くて痛そうだったわね!

ハンプテイ:だったらダンプテイの躾に使わせて頂こうかしら!

ダンプテイ:そんなMS世界の女王様のような振舞いは、止めて下さい。

私は詩吟愛好家ですから、「鞭声粛々」程度にして、間違っても、ローソクなんぞ、持ち出ださないで下さい。

お仕置きも ここまでやるか 猫の鞭

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イギリスで罪を犯した者がオーストラリアにまで、連れてこられて、悲惨な労働が課せられていたことをメルボルンの博物館で見たわ!

チイ:どんな様子なのかしら?

ダンプテイ:一寸気取って詩にしてみました.

メルボルンの歴史博物館にいった

一枚の張り紙のポスターがあった

逃げた我が家の奴隷を探しています

見つけた者には報奨金を差し上げます

遺影のように黒い縁取りの額に入っていた

奴隷の足首が鎖でつながされ

もくもくと農作業をしていた

真っ黒な肌をした泥にまみれた顔

泪を流しているようにみえた

そのことの記憶がずっと頭から離れない

子孫はどこかで生きているのだろうか

家族はいるのであろうかと

チイ:本当に中原中谷のような気取りようの詩、

それにしても可哀そうな奴隷、物と同様な所有物にされてしまって

猫の話に戻るけど、海賊によって、財産を捕られてしまうことを猫婆されたというわね!

ダンプテイ:猫ばば、というのは、猫糞と書くわけですよ、猫は、庭で糞をするとそれに砂を被せて隠す習性がある。

きっと、嫌なものには蓋をしたがるのですよ

臭い物には蓋をせよ!

ハンプテイ:それは、違いますよ!

悪いことをやって、隠さなくてはならないような輩を猫糞すると言うのよ

初めチョロチョロ 中パッパ 赤子なくとも蓋取るな

自分がした排泄物は、土の中に埋めて、絶対に誰にも見せないという猫婆

更に、こんな放し飼いの猫に餌やりして近所の

人から、「この猫糞」と嫌われているんですよ、この親父さんのように!

ダンプテイ:僕は隠したりしませんよ、自分の欠点は堂々と公表しますから!

例えば、「四角四面の顔、一度、逢ったら忘れられないような顔」と、芸能界にデビューしたのが瘋癲の虎さんこと、渥美清さん

戦後、テキ屋等してぶらぶら街中を風を肩で切って歩いていたら、おまわりさんに補導されて

「お前、いくら肩で風を切って歩いても、そんな面では、悪党にはなれないよ」と言われて、

「するてっと、俺はそんな良い面かね」と、答えたところ、「良い男だって、とんでもなえ、何か悪いことして指名手配されても一度見たら忘れられない面相だから三日も逃げられないね、同じ顔を売りたいのだったら、こんな「与太」をしていないで、喜劇役者にもなったらどうだね!」と、言われて、芸の道に入ったそうですから、その警察官も目があったわけです。

その後、フランス座に入って修行を積んだそうですが、その頃のフランス座は、井上ひさしが脚本を書いて、芝居には、この渥美清の他に、長門勇佐山俊二関敬六谷幹一等が活躍していたそうですよ!

関計六とは、物置小屋の一つ布団で一緒に寝て、互いの股倉に足を入れあって、ゲイの道を磨いたとか!注:我が瘋癲の人生 渥美清より

ゲイでなくて、芸の道のためだったようです。

恋心 丸めて捨てて 芸の道

チイ:これにつけるのは

布団の中で 愛をゴゾゴソ

 では、なかった訳ですね!

ハンプテイ:ダンプテイも今からでも遅くないフランス座にでも入って芸を磨いたらどうかしら!

ダンプテイ:馬鹿言っては、いけません。

もうフランス座なんかありませんよ!

今は、吉本興業では、ございませんか!

ハンプテイ:吉本も皺くちゃ親父は、役に立たないからお断りですよ!

ダンプテイ:しわくちゃ親父もそれなりの芸をすれば、色気もでて、人気もでますよ

皺はよれども あの梅干しは

色気はなれぬ 粋(酸い)なやつ

わたしゃ 青梅 揺り落されて

紫蘇となじんで赤くなる

ハンプテイ:それは無理というもの、梅干し親父の演技では、酸っぱくてしょうがない。

ダンプテイ:それでは、皺を伸ばして坂本竜馬みたいな顔に整形手術でもしてみるか!

それとも高須クリニックに院長

もののふ(武士)の 夢はかなたの 竜馬かな

ハンプテイ:元が悪いから、修正しても駄目だわ!

ほれ、全然駄目でしょ!

それに、その髭も剃った方が良い男よ!

ダンプテイ:それは,なりません殿下の家宝

我が家で、もう自由になるのは、この髭しかありませんから。

それに、私のメールアドレスpatent_higeoyajiですから、髭を剃ったら看板に偽りありと、誰もメールを出してくれなくなります。

チイ:だったら、胸の手術はどうでしょう。

どうせなら、マリリンモンロー並みのデカパイなんか如何かしら?

ダンプテイ:それって、こんな感じかな!

チイ:嫌だ、こんな姿、これって、シンデイシャマンの絵画ですよね!

こんなのご披露するなんて、

鬼の霍乱 あるまじき

とんでも発奮 嘘発奮

お医者様でも草津の湯でも

こんな病は、なおりゃせぬ

ダンプテイ:失礼いたしました。

お籠の前には髭奴 毛槍フリフリ

ヤッコラセー ナーヨーイトナー

思い切ったる 恋い狂い見よ

それにしてもわれながら、

ご不浄 おといれ 雪隠れ

どこかの独房に雲隠れしたき気持ちです。

 ハンプテイ:いやいや、どこかの倉庫から見つけてきた卑猥な裸婦を泥棒猫みたいに探してきて御開帳するとは、許されぬ!

赤塚不二夫の泥棒猫か髭猫かしらないけど、

こんな髭猫なんて我が家で飼うのは御免被りますわ!

捨て猫を 拾って恐わし いかり爪

ダンプテイ:赤塚不二夫さんの二度目の奥様,

真知子さんは、なんと最初の奥さんの猫友達で、その紹介で、猫をもらうようにして結婚することになったとか、元妻と現妻と家族同然で生活されているとか、とっても心が広いのよ!

「酒飲む、タバコ吸う、毎晩朝帰りの男に付き合えるのは、あんただけよ」と旦那の性格を承知済みだから、駄目親父でも励まし続けたから、馬鹿を貫き通し、大家をなすことができた。

心優しい貰い猫の御蔭様ということですよ!

ハンプテイ:「私は、そんな心が広くない女だって」こと、知ってる癖に!

袋の中に閉じ込めて、ダンプテイの髭を剃る

猫踏んじゃった」の刑にしなくては!

猫踏んじゃった 猫踏んじゃった

猫踏んずけちゃったらひっかいたーー

悪い猫の爪を切れ 屋根を折りて髭を剃れ

             坂田寛夫

チイ:吾輩なぞと猫髭を自慢して、その髭猫は、どこかで、拾ってきた捨て猫でしょ!

そんな捨て猫なんて要らないわ!

ダンプテイ:娘にまで、吾輩の猫髭を嫌いおって、

恨みます 恨みます

私し優しくなんかないもの

いいやつだと

思われなくてもいいんだもの 中島みゆき

猫の恨みは、恐ろしいとはご存知ないのかね!

エジプトでは、猫は、神の使いで、ミイラにもなっているし、それに日本でも番長皿屋敷の化け猫の恨みは、御存じでしょうに

ハンプテイ:季節外 狂い猫かな 化け屋敷

今は、初春の猫の恋の季節なのに、夏のお化け猫とは、これ遺憾!

犬猫に 美醜のありて 虎が雨 中島陽華

猫の恨みに、私も「虎が雨」に濡れてます。

ダンプテイ:虎が雨は曽我十郎の妾であった虎御前が十郎の死を悲しんで泣いた初夏の虎御前の涙の雨、初夏の季節のぴったりの恨みの雨

なかなか、文学のお勉強も進んでいて感心致します。

チイ:恨みの涙なんて、頂けませんわ!

チイにとっての頂いて構わない涙といえば、辛子の涙、玉ねぎの涙ですわ!

初鰹 からしがなくて 涙かな 英一蝶

ダンプテイ:これにつける涙の付けは

そのからし 効いて涙の 初鰹 其角

チイ:この句は、鰹とからし涙の連句の掛け合いですね!

ダンプテイ:俳句の元は、和歌を基礎とした連句であって、俳諧性すなわち滑稽性を特徴としたものだった訳で、芭蕉や其角も「当初は、連句の面白みに重きを「置いた連句に、捜索の中心をおいていましたが、唯、笑わせんとするもののみでは、いかん、風流を具備してその句が端正で自然を共にすることが大切と、言って、いますね!

ハンプテイ:そういえば、「笈の小文」の中で、風雅の道において見るところ花にあらず、思ふところ月にあらずと、自然の景、人との出会い、古の歌枕を求めて、ひたすらに旅をしましたね!

ダンプテイ:なかなか、文学談義も調子がでてまいりましたね、それでは、続けます。

吾輩は猫であるが爆発的な人気となって、猫も杓子も文学、文学と大人気になったから、花嫁修行の手習いに文学をと文芸ブームが沸きおこったから私眼も

恋猫の 子のぞろぞろと 月夜かな 飯田龍太

元句:黒猫の子のぞろぞろと月夜かな 飯田龍太

ハンプテイ:なんですか、亭主も分からない子供を孕んじゃう野良猫みたいに不埒な恋をして!

猫の恋する猫で押し通す 永田耕太

どうせ恋をするなら、ペルシア純生のダイヤの目をした純黒の猫で、ナクチャ!

ダンプテイ:済みません、野良猫で、野良猫いわく 吾輩は、馬鹿である 

それでは、馬鹿は死ななきゃ治らないと言いますから、ダンプテイは、これ度お暇いたしましょう。